【感想】スターシップトゥルーパーズ レッドプラネット 好きなシリーズではあるが
2018/07/16 DVDにて鑑賞
このシリーズは大好きで追ってます。
前作からからアニメ映画となりましたが、「傑作の1」から「密室劇の2」への振り幅を体験しているファンにとっては余裕余裕。アニメであってもバグ相手にどんちゃん騒ぎしてくれればオールオーケー。
というわけでシリーズ5作目、4に続くアニメ作品をDVDで鑑賞。
あらすじ
主人公の英雄リコ大佐は火星に左遷され、火星人の落ちこぼれ部隊を指導する立場に追いやられていた。
防衛軍総司令官に就任したエイミースナップは、支持率重視の政策を行い、今回バグの母星への総攻撃を画策していた。
その裏で突然バグの群れが火星に出現。一気に制圧された火星にて唯一戦えるなは落ちこぼれだらけのリコ小隊のみ。
なぜバグが突然出現したのか。理由は分からぬまま英雄リコは火星を取り戻すべく降り立つ。
感想
王道すぎる展開+テンポ良すぎてシリーズ未鑑賞者には面白くないかも
展開自体は王道。「過去の英雄が左遷され、弱小軍団を鍛えてチームとして功績を挙げる」パターン。
なんだけど、キャラクターのバックボーンについての説明をほぼほぼすっ飛ばしての90分なので、予備知識必須でしょう。
主人公のほかに3人ほど重要キャラが居るんだけど、今作以前のことの説明ゼロだから関係性や行動理由に深みを感じられないでしょう。前作とか知っておく必要あるかも。
それも相まって戦闘シーン以外そうとうタルいです。政治的な部分が全部上っ面で滑ってるような説得力の無さ。なんでなんでしょうか。
戦闘シーンも悪くはないけど、やはり多数のバグを常に相手にするためパターンが生み出せない。武器も普通の銃とミサイルの2パターン。
一番面白いのは主人公リコ単体vsバグ達。リコの起点と戦闘能力が十二分に描かれてて楽しめます。
集団になっちゃうと、戦って押し込まれて空中支援してもらう ってパターンになりがちでね…ちょいと飽きる。
まとめ
めっちゃつまんないわけではない、と思うけど面白くもない。ギリ合格点未満のシリーズ5作目でした。
採点 49点