【感想】ブラック・ミラー: バンダースナッチ 遅れながらも見てよかった
2020.02.07 Netflixにて鑑賞
新時代の映画体験!!早く体験すればよかった〜
作品情報
- 公開日 2018年12月28日
- 上映時間 90分
- 監督 フィオン・ホワイトヘッド
- 主要キャスト フィオン・ホワイトヘッド
- 予告編
- 公式サイト
あらすじ
1980年代初頭。主人公は引きこもりのゲームプログラマー。亡き母の遺品である小説バンダースナッチをゲーム化する計画を立てる。デモ版を完成させ大ゲーム会社に持っていくと絶賛され、クリスマス商戦までに商品版を完成させることを求められる。その誘いに乗ってチームで制作するのか、1人黙々と推し進めるのか、その選択は"鑑賞しているあなた"に委ねられる。
感想
この映画はテレビ画面から飛び出す
Netflix限定映画。とうとう映画とゲームの境目がわからなくなってきました。昨年大流行りした『デトロイドビカムヒューマン』を思い出させます。そっちやりたくなってきたなぁ。
この映画はテレビ画面を飛び越えてくる。見ている僕たちにまで侵食してくるのか、映画の世界に吸い込まれるのか分からない。けれども、劇中と僕たちは完全に繋がっている。こんな感覚初めて〜。これは映画か?月1000円で良いのか?やば
この形式を100%楽しめる環境が整っている現代のすごさを再認識。スマホやゲーム機、パソコンで見ているから映画に没入しながらスマートに選択できる。
Netflix側も素晴らしい。ゲームオーバーになったときに左右するところまですぐ戻らせてくれる。分岐はすごいが、多数のエンディングをストレスなく楽しめる。
普段見ている映画に介入できる感覚を味わっておくべき。
実験作品だから良いけども、内容は薄め
内容は薄めで、短め尻切れトンボです。
すげー楽しんでたらストンと終わります。マルチエンディングとは言え、どれも熱中してたらアッっという間にすぐ終わる悲しみ。
普段の40分ブラックミラーを新しい方法で楽しむ100分前後という感じ。
エンディング全パターンを掘っても初めてこのシステムに触れた序盤の興奮を超えられません。ただその興奮は何事にも変えがたいものなので、一応見とくべき。
まとめ
すごい時代になった!の一言。これが月額1000円で見放題って、、、
劇場の来客数が増えてるってニュース見たけど、納得だわ。映像体験が豊かすぎて、全国民の楽しむ受け入れ態勢が整ってくるね。
夜ふわって映画でも見るかってテレビつけてストレスフリーでこの体験でしょ?
すごいなぁ。双方向映像増えてほしいなぁ!
採点 75点