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【ネタバレ感想】トラウマ・ゲーム なぜこれ観た

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2019/01/12 ヒューマントラストシネマ渋谷

「未体験ゾーンの映画たち」に初参戦。この企画って映画好きの登竜門だと水戸から思ってたので、ようやく行けて嬉しい。ホラーもスプラッターも全く見ないおじさんが無謀にも挑戦しました。

あらすじ

恐怖苦痛アトラクションが流行っています。なかでもパーディションはYouTubeにも動画をあげ世界的に注目されています。主人公はこの度参加することになりました。果たしてどのような地獄が待っているのか。

感想

面白味どこ

この映画はまず主人公たちはゲームに参加する。参加するときには応募動機のPR動画と健康診断表送って、参加当日も承諾書を書いて、車は移動できるよう鍵は置いて、ようやく参加する。

なんでそこまでして参加するかっていうと、今回参加するパーディションは流行りの恐怖や苦痛を味わうアトラクションの中でも、過激すぎて話題となっているものらしい。なのでアトラクションとしてはナンバーワンの惨さだと。

そんな前評判と、参加までの合法的な「ヤバイけど大丈夫?」って問いかけから想像する内容を全く超えてこない。これが今作の肝じゃ無いんかい!

アトラクションだから殺されたりはしないだろうって約束事があるから「激しいことしても殺されないだろうなぁ」と観ていて衝撃が弱まるところはある。

それにしても、特に酷いことされてなくね?主人公たちが叫びすぎでしょ。リアルに一番嫌なのが、最初のトイレ(本物の汚物)のなかに手突っ込むシーンでそれ以降超えてこないっていうね。

もっと言えば、映画始まってまず「こういう恐怖苦痛アトラクションが流行ってるんですよー」って写した映像の方がいやだったわ。これはこれまでのパーディションの映像ってことなんだけど、結局本編でこれを全く超えませんでしたね

一応セラピー施設です。

実はこのアトラクション。アトラクションではなくショック療法研究所。過去のトラウマに対してあえてショックを与えて治そうって企画。

タイトルで分かるぞとか言うなよ

なので、やること弱いなぁって思っても水・冬・閉所・性にトラウマを持ってる主人公のせい。

そんな主人公に向けてプログラム考えてるってとてもクライアントを考えている丁寧な姿勢だよね。そりゃ金なくなるわ。

それに対し、めちゃくちゃ騒ぐ主人公。登場時から「私怖いものないの」ってすましては何か起きて大騒ぎの繰り返し
特徴的なのは同じことを何回か食らったとき(水責めとか)、「やめてーここから出して」と「こんにゃろうぶっつぶすぞ」と「あなたたちも大変ね」って反応を変え続けること。

水をかけるたびに反応が変わってこいつどうなってんねんってサイコ野郎加減がよく伝わってきた。

この違和感が最後に繋がっているだなぁと思うことにすると、つまらなくても理にかなってはいるのかと溜飲を下げます。

まとめ

0点とか10点とかつけるつもりはないです。ただ50点の合格ラインはあげません。なぜならつまんねぇから。

あなたの場合はどうか全く想像がつかない作品なので暇ならあり。

採点 36点